半世紀前の「焼畑農法」復活


焼畑農業

半世紀も前に途絶えた焼畑農法「あらきおこし」の復活に取り組みました。

「森を育てるために山を焼く・・」 焼畑農法「あらきおこし」は、 南郷では当たり前のことだったせいか、詳しい文献や書籍はほとんどなく 80歳近い南郷の古老から学び、知恵を授かり、復活させたこともあります。手間暇かかるわりに収穫が少ない非近代的な農法ですが、無農薬・無肥料で育てた焼畑の作物は、どれも作物本来の甘みがあり格別。山の楽校で販売している味噌は、その大豆を使用しています。

山の楽校 焼畑農法「あらきおこし」
山の楽校 焼畑農法「あらきおこし」 大豆
山の楽校 焼畑農法「あらきおこし」 田んぼ
山の楽校 焼畑農法「あらきおこし」もち・あわ

焼畑は、自然農法です。

一般的な焼畑は1年から数年で行うのに比べ南郷の焼畑農法は、農薬や肥料も一切使わず5年間というサイクルで行うのが特徴です。大豆に始まり、途中、裏作で小麦を蒔き、再び大豆を作る輪作体系が長期間の耕作を可能に。大豆の根と炭が微生物を育て、小麦の根がその土を耕す、自然の力を活用した農法です。

山の楽校 焼畑農法「あらきおこし」 図

住所:〒031-0202
青森県八戸市南郷大字島守字北ノ畑6-2

TEL&FAX:0178-82-2222

開館時間:8時~17時

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は営業、翌日休館日)

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