手間ひまかけた作物を、愛情込めて美味しく仕上げました。
昔から保存食文化がある南郷では、秋に収穫したものを何日も軒先に吊るし、冷たい風に当て乾燥させて保存。それは、長い冬を暮らす一つの知恵でした。時間をかけ、手間をかけ、ようやく育て上げた作物たちを南郷のお父さんお母さんが、子供の頃から食べていた昔ながらの製法で、さらに愛情たっぷりに仕上げたものばかり。また、古い布を裂き、編み上げたぞうりやスリッパは、寒い冬でも暖かく、しっくりとした履きやすさ。家族への想いで作られたものは、素朴でありながら、心をなんとなく温かくしてくれます。